Act 009.inspiron530 CMOS(シーモス)クリア

ACT 009

今回はDELL inspiron530にグラボを追加した際に上手くいかなかった時の最後の手段として行た事はCMOS(シーモス)クリアでした。

最後の手段を行うまでにした事は

  1. メモリなど外せるパーツを全て外す。
  2. 電源不足かと思い電源を大容量の物に交換する。
  3. ドライバを最新の物をインストール
  4. 古いドライバをインストール
  5. グラボがしっかり装着されているか確認する。
  6. windows7で試してみる。
  7. windows8で試してみる。
以上の事を試してもドライバをインストール途中のwindows再起動の悪夢から覚める事は出来ませんでした。

そう、それはまるでパープルシャドウ戦のゴッドアーム城島!
拓海が86を操り全力でダウンヒルを下っていくのに、高橋 涼介さんが言った『相手はゴーストだからな』その通りのスピードで走るS2000!
どんなに本気を出しても足回りを犠牲にして溝落としをしても追いつく事が出来ない。。。

そんな気分にさせられるほど、今回は手の施しようがありません。

そこで最後の手段【CMOSクリア】です。
CMOSクリアとはPCのメイン電源を切ってもマザーボードに装着されているボタン電池でBIOSの情報などはクリアされずに維持されている情報を完全にクリアして初期の状態にする事です。

CMOSのクリアに成功したかどうかはBIOSの時刻がクリアされてずれているかどうかで判断する事が出来ます。

その手順をご紹介します。

DELL inspiron530改造

メインの電源コードを外し横のカバーを外します。


外した物を無くさないようにと場所が分からなくならないように注意しましょう。

DELL inspiron530改造

マザーボードにつながっている外せるパーツ・電源コードを全て外しましょう。

DELL inspiron530改造

もちろん24ピンの電源ケーブル・HDDのコード・CDドライブのコードも全て外します。

DELL inspiron530改造

メモリを挿す横に『ボタン電池』があります。

DELL inspiron530改造

細いマイナスドライバーを使って外します。

ついでに『ボタン電池』は新品を用意しておきましょう。

DELL inspiron530改造

電源ボタンを数回押して放電します。

DELL inspiron530改造

ジャンパピンは3本中2本に青いカバーがついていますので、右側の2本にずらしてショートさせましょう。

DELL inspiron530改造


ジャンパピンをずらした状態です。

ジャンパピンを戻して6時間放置します。

ちなみに私は24時間放置しました。

DELL inspiron530改造


完全放電が完了したらCR2032『ボタン電池』の向きを間違えないように装着して、各パーツ・電源ケーブル類を元に戻して電源を入れます。

BIOSの画面で時刻がずれていればCMOSクリア成功です。

無事にCMOSはクリア出来たのですが、グラボを増設してドライバをインストールしてもループは良くなりませんでした。

電源不足でwindowsがシャットダウンした記憶をリセットして高い電力で立ち上がるかと思ったのですが、やはり上手くいきませんでした。

さすがパープルシャドウのゴッドアーム城島!バトルには勝ったけどスッキリとしません。

玄人志向 グラフィックボード GeForce GTX650』が初期不良で治るか、交換で使用出来る状態で工場から帰ってくる事を祈ります。
>

コメント