今回は私の本業に関する記事を書きたいと思います。
業務内容の詳しい事は内緒ですが、ハサミを使って髪を切る仕事をしています。
ハサミと髪で99%の業務内容が分かってしまいますねw
ハサミに触れてから約13年になるのですが、つい1ヶ月前まで専門学校の頃に使用していたハサミをメインとして使用していました。
もちろん買い足した物もありますが、セニング(すきばさみ)やスライドカット用のハサミなどでメインの髪を切る用のパワーのある物は買った事がありませんでした。
基本的にはメンズのお客さんがほとんどですので固い髪を刈り上げる事も多く、ハサミにはパワーが求められます。
そんな中、何故シザー(ハサミ)を専門学校からの物を使用していたかというと、当時の先生がハサミ屋さんで「安いハサミでもマメに砥ぐ事で高級なハサミよりよっぽど切れる」という言葉を信じていたからです。
まぁ、あんまり砥いでもいませんでしたがw
数年前から『思ったカットラインでカットが出来ない、一発でラインが決まらない、毛が逃げて直線が作れない、時間がかかる、面がキレイに整わない』と自分の腕が悪いのが原因と思い込んでいました。
もちろん腕はまだまだ足りない事が多いのですが、私自身のセンスが無いんだなと深刻に悩む事も多かったのです。
しかし1ヶ月前のアレとの出会いで私の仕事は大きく変わり始めました。
出会い&気付き
それは『チャンピオンのSG2』チャンピオンというメーカーのSG2という種類の片剣刃のシザーです。
先輩が「そろそろ砥ぎに出すから使っていいよ」と貸してくれたのです。
壊したりしてしまわないかと、怖かったのですがお言葉に甘えて使わせてもらった瞬間!体に電気が走りました!
髪が柔らかい!!!??
今までハサミで髪を切る時、少しオーバーかもしれませんが木の枝を切っているような感じで力をこめながら髪に弾かれるような感覚でカットをしていたのですが、SG-2を使うとまるで紙を切っているかのようなとても同じ髪とは思えない感触に驚いたのです。
ちなみにこのSG-2というハサミは少し前の物で今ではもう手に入らないそうです。
シザーを貸してくれた先輩に教えってもらった事なのですが、「ハサミは刀と同じで過去に作った金属を解明して再現する事は不可能」だそうです。
そうなのです!今の科学力を持ってしても刀の素材を完全に再現する事は無理なのです。
まさかハサミの話しの中で刀の話しが出てくるとは思いもしませんでした。
私が今まで良いハサミと信じて使ってきたシザーはただのなまくらでした(汗
周りの協力をえて、奇跡的に中古の『チャンピオン SG-1』を5000円で手に入れる事が出来ました。が、ハサミは砥ぎ方によっては一瞬でポンコツなハサミになってしまいます。
砥ぎ師が間違えた古い刃付けをしているようで、刃先のパワーがまるでありません。
どうしようかなと悩んでいた所にある運命の出会いがあったのです。
奇跡の出会い
他県でバリバリ活躍していた方との出会いで私の意識と道具を大きく変える出来事が起こりました。
その方のシザーケースの中には1本8万円を超える『光』というシザーメーカーのハサミがずらり!
さらにクシもべっ甲で1本5万円を超えるような高級な物ばかりと、プラスチックのクシと安いハサミしか持っていない私には驚きが隠せませんでした。
何故そんなに高級なクシを使うのでしょうか?
それは何よりもクシの通りの良さとあたりの優しさでした。
お客さんが痛くないようにとお客さんの事を一番に考える姿勢には、私自身のお客さんへの意識の低さに反省させられました。
さらに『光』のシザーを貸してもらったのですが、その切れ味にはただただ驚くばかりでした。
切れ味を表現するなら、まるで切れ味抜群の包丁でかまぼこを切っているかのようにストンストンと髪を切る事が出来るのです。
豆腐でも切っているかのような柔らかい感触なのでお客さんにも自分の腕にも全く負担がかかりません。
光のハサミを購入
さて、私が購入したのは『ヒカリ RAY COSMOS 133(レイコスモス)』定価88000円です。
132とほとんど同じなのですが、ネジの形が違うのでドライバーを使わずに指で固さなどを調整する事が出来ます。
~まとめ~
ハサミと刀という意外な共通点のおかげでハサミに凄く興味がわきましたし、これまで以上にお客さんの事を考えての道具のセレクトや使用を心がけようと改めて思う事が出来ました。
腕を磨いてもなかなか上手になれなくて悩んでいる理・美容師さんへ『ハサミやクシなどの道具も腕に大きく影響を与えます』ので自分の腕に合わせて道具もどんどんステップアップしてみてください。
きっと新たな世界が見えてくるはずです。
amazonでヒカリ RAY COSMOS 132の口コミと価格をチェックするにはココをクリック!
業務内容の詳しい事は内緒ですが、ハサミを使って髪を切る仕事をしています。
ハサミと髪で99%の業務内容が分かってしまいますねw
ハサミに触れてから約13年になるのですが、つい1ヶ月前まで専門学校の頃に使用していたハサミをメインとして使用していました。
もちろん買い足した物もありますが、セニング(すきばさみ)やスライドカット用のハサミなどでメインの髪を切る用のパワーのある物は買った事がありませんでした。
基本的にはメンズのお客さんがほとんどですので固い髪を刈り上げる事も多く、ハサミにはパワーが求められます。
そんな中、何故シザー(ハサミ)を専門学校からの物を使用していたかというと、当時の先生がハサミ屋さんで「安いハサミでもマメに砥ぐ事で高級なハサミよりよっぽど切れる」という言葉を信じていたからです。
まぁ、あんまり砥いでもいませんでしたがw
数年前から『思ったカットラインでカットが出来ない、一発でラインが決まらない、毛が逃げて直線が作れない、時間がかかる、面がキレイに整わない』と自分の腕が悪いのが原因と思い込んでいました。
もちろん腕はまだまだ足りない事が多いのですが、私自身のセンスが無いんだなと深刻に悩む事も多かったのです。
しかし1ヶ月前のアレとの出会いで私の仕事は大きく変わり始めました。
それは『チャンピオンのSG2』チャンピオンというメーカーのSG2という種類の片剣刃のシザーです。
先輩が「そろそろ砥ぎに出すから使っていいよ」と貸してくれたのです。
壊したりしてしまわないかと、怖かったのですがお言葉に甘えて使わせてもらった瞬間!体に電気が走りました!
髪が柔らかい!!!??
今までハサミで髪を切る時、少しオーバーかもしれませんが木の枝を切っているような感じで力をこめながら髪に弾かれるような感覚でカットをしていたのですが、SG-2を使うとまるで紙を切っているかのようなとても同じ髪とは思えない感触に驚いたのです。
ちなみにこのSG-2というハサミは少し前の物で今ではもう手に入らないそうです。
シザーを貸してくれた先輩に教えってもらった事なのですが、「ハサミは刀と同じで過去に作った金属を解明して再現する事は不可能」だそうです。
そうなのです!今の科学力を持ってしても刀の素材を完全に再現する事は無理なのです。
まさかハサミの話しの中で刀の話しが出てくるとは思いもしませんでした。
私が今まで良いハサミと信じて使ってきたシザーはただのなまくらでした(汗
周りの協力をえて、奇跡的に中古の『チャンピオン SG-1』を5000円で手に入れる事が出来ました。が、ハサミは砥ぎ方によっては一瞬でポンコツなハサミになってしまいます。
チャンピオンシザー SG-1 |
砥ぎ師が間違えた古い刃付けをしているようで、刃先のパワーがまるでありません。
どうしようかなと悩んでいた所にある運命の出会いがあったのです。
チャンピオンシザー SG-1 |
他県でバリバリ活躍していた方との出会いで私の意識と道具を大きく変える出来事が起こりました。
その方のシザーケースの中には1本8万円を超える『光』というシザーメーカーのハサミがずらり!
さらにクシもべっ甲で1本5万円を超えるような高級な物ばかりと、プラスチックのクシと安いハサミしか持っていない私には驚きが隠せませんでした。
何故そんなに高級なクシを使うのでしょうか?
それは何よりもクシの通りの良さとあたりの優しさでした。
お客さんが痛くないようにとお客さんの事を一番に考える姿勢には、私自身のお客さんへの意識の低さに反省させられました。
さらに『光』のシザーを貸してもらったのですが、その切れ味にはただただ驚くばかりでした。
切れ味を表現するなら、まるで切れ味抜群の包丁でかまぼこを切っているかのようにストンストンと髪を切る事が出来るのです。
豆腐でも切っているかのような柔らかい感触なのでお客さんにも自分の腕にも全く負担がかかりません。
さて、私が購入したのは『ヒカリ RAY COSMOS 133(レイコスモス)』定価88000円です。
132とほとんど同じなのですが、ネジの形が違うのでドライバーを使わずに指で固さなどを調整する事が出来ます。
ひかり RAYCOSMOS133 |
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~まとめ~
ハサミと刀という意外な共通点のおかげでハサミに凄く興味がわきましたし、これまで以上にお客さんの事を考えての道具のセレクトや使用を心がけようと改めて思う事が出来ました。
腕を磨いてもなかなか上手になれなくて悩んでいる理・美容師さんへ『ハサミやクシなどの道具も腕に大きく影響を与えます』ので自分の腕に合わせて道具もどんどんステップアップしてみてください。
きっと新たな世界が見えてくるはずです。
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